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美味しいものを楽しむ時間は大切。でも、協会けんぽ群馬支部加入者の50歳以上の2人に1人は血圧リスクを抱えています。味の濃い料理や外食・惣菜には“見えない塩分”が多く、アルコールは血圧を上げる方向に働きやすいのが実情です。“ついもう一杯”が、知らぬ間に黄色信号につながっているかもしれません。


今日からできる小さな工夫

ちょっとした工夫で“イエローカード”を遠ざけられます。
◯汁物は具を楽しんで汁は残す。
◯揚げ物は回数や量を決める。
◯アルコールは水やお茶をはさむ。
◯週に1日以上の休肝日を設ける。
上記は一例ですが、食べる・飲むを楽しみ続けるために、習慣を少しだけ賢くアップデートしていきましょう。
今日の小さな選択が、
明日の自分を守ります。
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血圧リスクは自覚症状が乏しい“沈黙のサイン”です。放置しても自然に良くなることはなく、突然の脳卒中や心筋梗塞といった重篤な疾患に直結する可能性が高まります。だからこそ「定期的に測る・記録する・早めに相談する」が何よりの備えとなります。健診結果を確認し、早めに気づき行動することが大切です。

なぜ高血圧は怖いのか?

自覚症状がほとんどないまま進行し、動脈硬化を加速させます。結果として 狭心症・心筋梗塞などの心疾患、脳出血・脳梗塞などの脳血管疾患のリスクが高まるんです。
〈高血圧になりやすい要因〉
◯過剰な塩分摂取
◯喫煙
◯肥満
◯運動不足
◯過度の飲酒
◯強いストレス
◯糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病
◯加齢や遺伝的要因予防・改善に向けた対策

多くの危険因子は、以下のような生活習慣の改善によってコントロール可能です。
〈高血圧になりやすい要因〉
◯塩分を控える。
◯喫煙者は禁煙する。
◯動物性脂肪を控え、青魚を摂る。
◯コレステロールが高い食品は控える
◯野菜・果物を積極的に摂取する。
◯適度な運動を習慣化する。
◯飲酒は適量を守る。
◯ストレスを上手に解消する。
血圧の状態は、健診や家庭用血圧計による血圧検査で測定できます。

定期的に健診を受けて自分の血圧や体の状態を「見える化」することが重要です。 自分の体を正しく知ることで、無理なく取り組める予防法が見つかります。 血圧リスクは“知らないまま放置する”ことが一番の危険です。少しずつでも取り組むことで、未来の健康は必ず守れます。

定期的な測定と生活習慣の見直しこそが、
最大の予防策。
コチラをチェック!